統計

いやぁ。風が冷たい。

文京区議会議員の高山泰三です。


毎月勤労統計に不備があった問題。


国会がはじまると、鬼の首をとったように犯人探しをして金切り声でキーキー批判する議員も出現しそうで少々うんざりします。

再発を防止し、統計の信頼を取り戻すべく、前向きな議論に期待したいですね。


私も議会質問で具体的なデータや統計を調べても、統計の作り方がチョイチョイ変更されていてデータの継続性に疑問があるものが散見されます。

数字を元に議論を組み立てて、解決策を導くという当たり前のことが政治業界では実現出来ず、感情的な議論になってしまう遠因でしょう。

平成という時代は節約節約で予算カットが続きましたが、統計やら経済企画やらはもっと充実させてもいいと思います。


以下、第一生命経済研究所の新家さんのインタビュー記事より一部抜粋。

「政府全体にも問題がある。統計関連予算や人員を減らし続けてきた。統計の重要性を理解していない表れで、改めてもらいたい」 「日本の統計は各省が手掛ける分散型だ。総務省の統計委員会が司令塔だが、その権限は必ずしも強くなく、強化してもいいのではないか。人材育成や統計全般の問題で、改革のリーダーシップを取ってほしい」

さすがGDP予測が最も正確と言われるエコノミストですね。

経済指標の読み方の本もオススメです。

統計データを分析する際は、その作られ方に注目するというのはすごく参考になります。


以上 文京区議会議員 高山たいぞう

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