答弁7(脱マスク 教育長)

中学生以下のマスク着用についてのお尋ねですが、新型コロナウイルスの感染者数が減少している中、活動内容を工夫しながら、体験的な学習や部活動、各種行事等の教育活動を充実させ、子どもの健やかな学びを保障することが求められております。その際、マスクの着用が与える影響については認識しているところです。

 しかしながら、マスクを着用せずに教育活動を行い、新型コロナウイルスの感染者が発生した場合には、周りの子どもが濃厚接触者と認定され、陽性者を含め、複数の子どもが一定期間、自宅待機を求められ、その結果、複数の保護者の就労等にも影響が出てまいります。

 また、感染の状況によっては、学校・園の一部又は全部が臨時休業となる可能性もあり、その際には、陽性者や濃厚接触者だけでなく、多くの子どもたちの学びの継続に支障を来すことにつながります。

 これらのことから、現段階においては、マスクの着用が必要と考えております。

 マスクの着用により、相手の表情が見えないなど、デメリットへの対応については、これまで以上に表情や動作を丁寧に見ることで、教員は日常的に子どもたちの内面を把握しており、子どもたちのストレスにも配慮した教育活動が行えるよう、努めてまいります。

 なお、保育園では、子どもが園にとどまる時間が長く、何度もマスクを外す機会があり、衛生的かつ正しい着用の継続ができないため、一律でのマスクの着用は義務付けていないと聞いております。

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